

気づきの質問(56)「僕らがお払い箱になって、取締役会が新しいCEOを連れてきたら、そいつは何をするだろう?」
これはインテルが、メモリーからCPUに戦略的に舵を切って、資源を再配分するためにした質問です。このままでは、日本企業に価格・品質で負けて、利益がおちてしまう。 もし我々が、社外取締役だったら、どういう決断をするだろう。一度、部屋の外に出て、取締役がなんといか考えよう。これま...


気づきのキャリア(36)報連相していますか?
エグゼクティブのコーチングをしていると、よくあるのが、部下からの報連相に満足していないことです。特に、経営者に近い人ほど、相談してくれたり、よいタイミングで情報をくれる人が信頼されています。その部下の人は、もっと重要なレベルにならないと、報告しても上司の時間を無駄にしてしま...


コーチングのバリュー(29)若い起業家Kさんの場合
一流会社を退社して、ウェブ系のソフトウェアハウスを立ち上ました。彼は、立ち上げ当初、頭がよいためスタッフに対する仕事のやり方のなかで、自分の意見を押し付けたり、相手が自分のペースで進まないとにつめてしまって、イライラするなどの傾向があり、チームの雰囲気をよくしようと思って、...


コーチングのバリュー(28)システムインテグレーター本部長 Kさんの場合
非常に真面目で、部下とも対話されていますが、なんでも最後は自分でドライブしてしまうのと、現場から自分を納得させるアイデアがでてこないのが、不満足でした。自分の部以外のことを考える時間をもつこと。好きな歴史から、経営者視点をあげるストーリーをつくること。前の日飲み過ぎて、朝弱...


気づきのキャリア(35)ブッコミ力とふっかけ力
若い人ほど、最近は必要以上に気を使って、自分の意見をいわずに抑える気味にはなす傾向があります。その方がよいと思うのと、変な見当はずれのことを言って、まわりの人の時間を無駄にしたくないという気持ちなのですが、率直に「空気を読まずに」疑問をぶつけることも大事です。ほとんどの上司...


気づきの質問(55)「競合になくて、あなたがもっているものは何ですか?」
クライアントが、サービス事業のたちあげや、新規事業をおこなう場合、そのサービスの中身についての付加価値を徹底的に考えてもらう質問です。ここが、簡単なキーワードにおとせないと、次の営業戦略にとりかかれません。まず差別化のためにどういうところが、はっきりと持っているものなのか。...


気づきの質問(54)「それは本当に、 XXさんがやりたいことですか?」
クライアントの中には、自分で解決策を出しながら、本当はそれ以外のことを迷っている場合が多いです自分で決断しながら、それ以外の選択肢があるのではないかとか、もっとリスクをとらなければいけないのではないかとか。特に、自分のキャリアの中で、まわりの環境のために、やりたいことを我慢...


気づきのキャリア(34)キャリアのFailcon
Failconは起業家がさまざまな失敗や苦労の中で、どう乗り越えてきたのかを共有して、研究し、今後の成功につなげていくカンファレンスです。日本でも、失敗学とい学問や、ヒヤリハットから本当の原因をさぐる研究があります。自分のキャリア構築にも、他社の失敗の分析、自分への応用は大...


気づきのキャリア(33)才能よりもスキルよりも自信が大事
コーチングしていると、すごくスキルも実績もあるのに失敗したときのトラウマや、過去の経験や失敗からくるみちの挑戦へ恐れが大きい人がいます。特に女性と若い人に。これまでにできていること、うまくいったこと、ちいさくできることなどを理解してもらって、「そこの部分はできている」、「で...


コーチングのバリュー(27)営業本部長Jさんの場合
こちらは、私の実際のコーチングのケースではありません。知り合いの本部長ですが、非常に新規開拓営業や、ゴルフ、顧客との関係構築に献身して、実績をあげられて昇進してきた人です。しかし、自分の部の人だけを特にかわいがったり、他の部門の人を「バカ」よばわりするのが、やめられなかった...