コーチングのバリュー(28)システムインテグレーター本部長 Kさんの場合
非常に真面目で、部下とも対話されていますが、なんでも最後は自分でドライブしてしまうのと、現場から自分を納得させるアイデアがでてこないのが、不満足でした。自分の部以外のことを考える時間をもつこと。好きな歴史から、経営者視点をあげるストーリーをつくること。前の日飲み過ぎて、朝弱...
気づきのキャリア(35)ブッコミ力とふっかけ力
若い人ほど、最近は必要以上に気を使って、自分の意見をいわずに抑える気味にはなす傾向があります。その方がよいと思うのと、変な見当はずれのことを言って、まわりの人の時間を無駄にしたくないという気持ちなのですが、率直に「空気を読まずに」疑問をぶつけることも大事です。ほとんどの上司...
気づきの質問(55)「競合になくて、あなたがもっているものは何ですか?」
クライアントが、サービス事業のたちあげや、新規事業をおこなう場合、そのサービスの中身についての付加価値を徹底的に考えてもらう質問です。ここが、簡単なキーワードにおとせないと、次の営業戦略にとりかかれません。まず差別化のためにどういうところが、はっきりと持っているものなのか。...
気づきの質問(54)「それは本当に、 XXさんがやりたいことですか?」
クライアントの中には、自分で解決策を出しながら、本当はそれ以外のことを迷っている場合が多いです自分で決断しながら、それ以外の選択肢があるのではないかとか、もっとリスクをとらなければいけないのではないかとか。特に、自分のキャリアの中で、まわりの環境のために、やりたいことを我慢...
気づきのキャリア(34)キャリアのFailcon
Failconは起業家がさまざまな失敗や苦労の中で、どう乗り越えてきたのかを共有して、研究し、今後の成功につなげていくカンファレンスです。日本でも、失敗学とい学問や、ヒヤリハットから本当の原因をさぐる研究があります。自分のキャリア構築にも、他社の失敗の分析、自分への応用は大...
気づきのキャリア(33)才能よりもスキルよりも自信が大事
コーチングしていると、すごくスキルも実績もあるのに失敗したときのトラウマや、過去の経験や失敗からくるみちの挑戦へ恐れが大きい人がいます。特に女性と若い人に。これまでにできていること、うまくいったこと、ちいさくできることなどを理解してもらって、「そこの部分はできている」、「で...
コーチングのバリュー(27)営業本部長Jさんの場合
こちらは、私の実際のコーチングのケースではありません。知り合いの本部長ですが、非常に新規開拓営業や、ゴルフ、顧客との関係構築に献身して、実績をあげられて昇進してきた人です。しかし、自分の部の人だけを特にかわいがったり、他の部門の人を「バカ」よばわりするのが、やめられなかった...
気づきの質問(53)「どんなきもちですか?」
コーチングをしていると解決策をアドバイスするために、単絡的に質問をたくさん、なげかけてしまうことがあります。解決のアクションなどをフォローアップすることに集中してしまって。ちいさいことをかんがえさしがちです。そういったとき、テンポを変えて、「そもそもなんで事業をはじめたんで...
気づきの書評(19) 「流転の海 」宮本輝
これは、自己啓発書ではないのですが、好きな小説で、宮本輝の自伝的小説で、現在7部まで出版されています。主人公の熊悟、商才と度胸を利用して、何度も成功するのですが、成功のあと傲慢になり、商売が雑になって、注意力が散漫になり、信頼していた人に大金をまかせ、何度もだまされたり、金...
気づきの書評(18) 「Hard Things 」
シリコンバレーのVCのベン・ホロウィッツが、起業家のハード・シングスを説明する。一般の常識とちがう、逆接的な困難の例として、実際の本などでかたられているのとはちがうケースがすごく説得力があります。本当に難しいのは、目標を設定することではなく、目標を達成ないときに社員を解雇す...