気づきの書評(17) 自己啓発書を千冊読んでわかったこと。3
千冊読んで内容を理解して、なるほどと思っても、実際にそれをためしてみて継続しないと、自分の習慣に定着しないのだとわかりました。たくさん本を書いている人もいますが、現象や事例をのべていても、それをたばねる原理・原則は非常に少ないのです。歴史や古典を読むのがよいというのは、この...
気づきのキャリア(32)余裕がありますか。
これもポジションが上がった場合ですが、わざとゆったりと余裕があるようにみせることを心がけたというひとがいました。バタバタしているようにおもわれてしまうと、話しかけにくかったり、問題を相談できないような雰囲気になってしまうのです。ゆっくり歩いたり、「忙しと」いうのを控えたりす...
気づきのキャリア(31)現場の人とご飯を食べていますか。
ポジションが上がると、自分の直属の部下以外とはあまりご飯を食べる機会がなくなってきます。送別会や歓迎会などをのぞけば、向こうも気をつかいますし、自分も億劫になります。こういったケースでは、しくみとして一人ずつランチなり、朝飯などを食べる機会をいれるのがよいです。どうしても自...
気づきのキャリア(30)まったく違うことにトライする
経験が増えてくればくるほど、なかなかこれまでと違う経験をすることをためらう傾向があります。時間もかかりますし、新しいことをまなぶのも億劫です。しかし、新しい発見もあります。わたしも今回30年ぶりに、ウィンドウズからMACに変更しました。これまでにも、機会はあったのですが、オ...
気づきの質問(50)「誰から一番ありがとうと言われたいですか?」
こちらは病院の経営者の方でした。非常に長い間何十年も、経営されていて、なかなか後継者をみつけられないなかで、この質問をすることで、地域の患者と、職員に一番しあわせになってほしいという気持ちに気づきかれました。そのためには、みんなを安心させるためにも、しっかりした引き継ぎ計画...
気づきの質問(49)「リーダーの20の悪い行動のうち3つかえるとしたらどれですか?」
これは、事前ブリーフィングで、リーダーの20の悪い癖をみせて、あてはまるものの中で、なにが一番彼のリーダーシップに問題かを聞く質問です。3つと特定することで、一つずつ聞くよりも、イメージを具体的にできるのです。特に3番目のものが、大事なことで真実であることが時々あります。...
コーチングのバリュー(19)若い起業家Dさんの場合
非常に頑張り屋で、チームを引っ張っていくタイプです。社員も私がコーチングしたときは、ウナギの長屋の場所に5人でしたが、今では20人ちかくの所帯になり、売り上げも1億円を超えたそうです。起業家のグループにセミナーをしたときに、コーチングでどう部下を育成すればよいのか。支店を出...
コーチングのバリュー(18)若い起業家Cさんの場合
彼は起業家の中では、最初のクライアントです。当初はベンチャーのNO.2でしたが、コーチングをを受けて自分が本来やりたかったこと。過去の経験などをふりかえりました。そのあと、自分でベンチャーを起こし、多方面に活躍しはじめています。非常にやさしい性格なので、理想像は常にありつつ...
コーチングのバリュー(17)大学医学部の先生Bさんの場合
私のコーチングセミナーに参加してから、ぜひコーチングをうけたいということでこられました。災害支援という特俊分野でコーチングの傾聴・質問力が応用できるのではないか。また自分の仕事が多いので、整理したいことと、自分がやりたいことをうまく説明したいとの要望でした。まずプレゼンの中...
コーチング コーチングの練習方法(10) コーチングのスキル別練習 4 俯瞰力
コーチングに必要なスキルには、「質問力、共感力、傾聴力、本質力、整理力」などがあります。最後は、全体を眺めながらも、どこで意図をもった質問をして、どういうシナリオで、行動へのコミットを考えてもらうかを、幽体離脱するかのように、コーチングしている自分をみなければないません。あ...