気づきの質問(43)「部下はあなたに何をもとめていますか? 部下のどういう声が聞こえてきそうですか?」
これは立場を変えて考えてもらう質問です。部下があなたに何をもとめているのか?そしてそれをどういうフレーズで伝えたいと思っているのか、それを具体的にイメージしてもらうことで自分から幽体離脱して相手の気分を考えることができます。 #気づきの質問
気づきの質問(42)「最後に、で?、ほかには? 言えなかったことはありますか? と油断しているときに質問する(コロンボ質問)」
昔のTVドラマのコロンボ刑事のように、コーチングの最後や終わりぎわに、この質問をするときがあります。コーチングが終わったので、油断しているので、本当の気持ちや、言いにくかったことなどを話してくれる場合があります。連発すると警戒されますが、思考の枠をはずす質問としては有効です...
コーチング NO.2に対するコーチング
コーチングをしている経営者やリーダーから、会社のNO.2をコーチングしてほしいという依頼があることがあります。特にベンチャー会社では、NO.2に対する期待値が高いからです。結果としては、そのNO.2が、リーダーや上司の譲れない思いをよく理解していないと、会社を辞めて自分で独...
コーチング コーチングの練習方法(6) コーチングの反省
ロールプレーなどのコーチングを練習したあとで、参加者となにがうまくいったか、なにが上手くいかなったのかを話し合うことはすごく意味があります。タイミング、語調、スマイル、よい質問などいろいろな意見がきけることで、コーチングのスキルがすこしずつ上達していきます。 #コーチング
コーチング コーチングの練習方法(5) コーチングの長所と感想
コーチングのスタイルについて、どこがよいかどこが改善すべきかのフィードバックを聞きます。できるだけだけたくさんのひとから客観的なフィードバックをもらうことで、自分のコーチングの弱み、強み、スタイルがわかります。私もこれまで100人ぐらいの方から、私のコーチングについて「私が...
コーチング コーチングの練習方法(4) リレーコーチング
クライアントが課題を述べ、複数のコーチ役の人が交互に、順番に10分間ずつコーチしていきます。同じ課題について違うコーチの人が質問していくことで、ことなる着眼点を見出したり、ほかの人のテンポや、質問の短さなどが参考になります。 #コーチング
コーチング コーチングの練習方法(3) インターバルコーチング
クライアントが課題を述べ、コーチ役の人が10分間コーチしたあと途中でインターバルを入れます。その際に、オブザーバーからのフィードバックやクライアントのこれまでの感想や、深堀してほしいことをきいたあとで、もう一度また10分間コーチングを始めます。途中で、一度見直すインターバル...
若い人へのコーチング(11) 「スタートアップチームのためのコーチング 4 組織・人材のカベ」
今週2日間、続けてスタートアップ向けに、コーチングのワークショップをする機会がありました。いつも感じるのは、問題意識・質問が非常にレベルが高く、経営陣には最高の人材が集まってきているのを感じます。いつも最初に、ワークショップに対する期待値を聞いているのですが、共通することが...
気づきの質問(41)「会社で(これまで)一番つらかった経験は何ですか?」
会社員の人は、社会人経験で、学生のの人はこれまでの経験の中から、1番つらかった経験をたずねるとほとんどの人はある時間考えます。なかなか即答できる人はいません。いろいろ考えてあとで、理由や背景を説明してもらってから、「今の状況(課題)はその時とくらべるとどんな感じでですか?」...
気づきの書評(12) 「優れたリーダーは、なぜ立ち止まるのか The Pause Principle」(ケヴィン・キャッシュマン)
コーンフェリーのパートナーでエグゼクティブコーチングを大企業のCEOやパートナーにおこなっている著者の考察です。リーダーは、突き進むのではなく、立ち止まって、自己認識と真摯さをふりかえることの重要性を語っています。リーダーはどうしてもやりすぎてしまうことで、バランスをくずし...