気づきのキャリア(22)旗は降ろすな
現在でも大きな通信会社の社長を続けられている会社の社長と一緒に、合弁会社設立の仕事をしたことがあります。度重なる技術上の問題や、生産体制の遅れから何度も当初予定していたスケジュールでサービス開発ができない可能性がでてきました。私の会社の外人部隊は、リスクを恐れて何度もスケジ...
気づきの書評(9) 自己啓発書を千冊読んでわかったこと。
自己啓発書を読むのが好きになり、読むと自分が成長できるような気がして、約30年間千冊ぐらいは呼んだと思います。最初は、竹村健一の、好きなようにやりながら気にしないやりかたに共感し、竹内均の「私の知的鍛練法」などにより、知的生産法を受験に応用し、社会人になってからは、大前研一...
気づきのキャリア(21)生産性第一ですか? 意見衝突回避ですか?
グローバル企業では、生産性をあげるのための議論では、意見の衝突を気にしない傾向があります。これが日本人、特に最近の若い人は、衝突すると空気をよめないやつと思われてしますので、つい躊躇してしまいます。また年功序列を超えて、意見をのべることにも慣れていません。生産性をあげるため...
気づきの質問(37) 「あなたにとっての成長とは何ですか?」
現在の若い人は、自分を成長させてくれる仕事や環境を第一にもとめる傾向があります。しかし、その成長の意味は人それぞれです。できないことができるようになること。営業がうまくなること。人に気遣いができること。チームを運営すること。まず成長にどのような具体的イメージがあって、なぜそ...
気づきのキャリア(20)誰も気づいていないあなただけの真実はなにか
誰も気づいていない、誰も同意しない、あなただけの真実はなにか(ピーター・ティール)。環境が激変し、昔の成功体験が意味をなさなくなるなかで、この真実を自信をもっても言えるかが、これから非常に重要でしょう。私が、インテル時代非常に尊敬するマーケティングのディレクターがいました。...
気づきの質問(36) 「自分が正しい根拠はなんですか?」
自分を正当化するための根拠を具体的に考えてもらうと、じつはそれほどしっかりした理由ではなく。昔の成功体験や、誰かから言われたこと。本で読んだことなどの場合があります。その根拠についてあてはまる場合や、あてはまらない場合などを自分で考えてもらうことで、思考の枠を外してもらえる...
気づきの質問(35) 「習慣化するためにはどんなやり方が効果的であるとおもわれますか?」
習慣化するためには、つづけられる行動である必要があります。たとえば、人前でなかなか質問できないので、質問することを習慣づけようとする場合には、まずどんなときに質問の機会があるのか。授業のパターンや、先生、今後2-3カ月でおこなわれる講義などをあげてもらえます。その中で、1回...
コーチング コーチングをするまえの注意(2) コーチのエネルギー
コーチングする前の注意(1)では、クライアントを和らげるための態度やチェックリストなどをあげましたが、その前にコーチのエネルギーをフル充電しておくことが重要です。マーシャルゴールドスミスも、コーチングやセミナーの前には、ショータイムの歌を歌いながら、ダンスしてから始めるそう...
気づきのキャリア(19) 気づいていない強みを探す
誰でも自分にはまったく気づいていない強みがあります。特に若い人ほどそれに気づきません。一番よい方法はなんでしょう。付き合う人、職番、環境をかえることです。あたらしい責任を負うことなどもよいです。やってみてむいてなければ他にいけばいいし、むいていれば自分のあたらしいスキルにな...
コーチングのバリュー(15)日本でのコーチング事例の増加
最近は、日本でもコーチングの事例が増えてきました。たとえば、ヤフーさんや、日立化成さんはコーチングにより、現場でおこっていることを質問力を使って聞きださないと、ダイナミックに情報を共有できなくなっています。ヤフーが役員に「コーチ」をつけた狙い対話通じて仕事の課題を整理です。...