コーチング コーチングする前の注意(1)
コーチングを始める前にはなるべく、気を付ける点をおさらいしてから始めるのがよいです。特に、あまり質問を詰問のようにしないよう、ゆっくりと話しやすい雰囲気をつくること。誘導したり、偏見をもたず、中立的な立場で、相手に興味をもつようにします。相手が考えていること、思っていること...
気づきの映画(8) イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
「チューリングマシン」というコンピューターの前身を作った、アランチューリングの物語です。あまりに頭が良すぎて、自分のやり方がベストだと思っているので、チームのメンバーへの気を使い方がわかりません。それでも、メンバーに気をつかう必要があることに気づいて、彼はメンバー一人一人に...
気づきのキャリア(18) 英語3 食事のときには先に酔う
「仕事の話はできるのですが、食事のときの会話が難しいです。何を話せばよいですか?」という質問を良く受けます。日本人は真面目なので、日常のつまらない話題や、なんとなくよく知らないことばを話すのは難しいと感じてしまうのです。そういうときには、お酒を飲める人なら、先に軽く酔ってし...
気づきの質問(34) 「リーダーの悪い癖のなかで、3つあげるとしたら何ですか?」
リーダーの20の悪い癖のなかで、どれがあてはまるかを、まず部下の人たちに聞きます。そのときにひとつひとつあげてもらうよりも。「3つあげるとしたらどうですか?」とか、「その中で1番問題なのはなんですか?と」聞くと、一呼吸考えてもらえます。3つと限定することで思考が真剣に考え始...
気づきの質問(33) 「リーダーの悪い口癖は、具体的にはどういう表現ですか?どういうふうにかわればいいですか?」
リーダーの部下のフィードバックをきくときに、具体的な悪い影響をあたえている話し方にどういうものがあるのを具体的に聞きます。たとえば、「それは無理じゃないとか。やってもムダだよ。」というのは、特に頭のいい人はがよくすぐに判断しがちです。では、「どういう風に話してもらえばいいで...
気づきの質問(32) 「そのアクションをしたら、その後組織はどう変化しますか?」
これも仮定で考えるIF質問の一部ですが、コーチングする相手が、ヴィジョンをつくるとか、コミニュケーションを密にするとか、いろいろなアイデアを自分で考えてきた場合、それがおこったら組織がどういう風に変わるかをイメージしてもらいます。部下がもっと自律的、能動的にうごいてもらえる...
気づきの質問(31) 「昇進したあと何を実現したいですか?」
「昇進するためにはどうしたらいいでしょうか?」という質問をうけるときもあります。本人にとっては、同期より遅れているとか。役職がないとはずかしいとかの理由があるかもしれません。その際に、「昇進を決めるのは誰か?」とか、「評価はどういう風におこなっているのか?」などを聞くと短絡...
気づきの講座(8)マーシャルゴールドスミス3「女性のエグゼクティブは、完璧さをもとめと自分を責める傾向がある。」
マーシャルは女性のエグゼティブの集まりにもよくコーチングしているのですが、二つ特徴があるといったいます。それは、完璧主義と自分を責めることだそうです。日本や、インド、中国などの国の女性のリーダーは、小さい頃から、娘として、嫁として、母として、立派にしなさいというプレッシャー...
気づきの講座(7)マーシャルゴールドスミス 2「若いコーチは、偉いクライアントがとれなくても心配する必要がない。」
マーシャルゴールドスミスの1日講座は40万円で、私が受けた中では世界一高い講座でした。マーシャルは30歳ぐらいのときにコーチングを初めて、たまたま代役ではじめたのが好評で、それ以来30年ほどエグゼクティブコーンぐをしており、世界銀行の総裁や、大企業のCEOのクライアントが3...
気づきの講座(6)マーシャルゴールドスミス1 「コーチはクライアントよりも優秀である必要がない。」
マーシャルゴールドスミスの1日講座にを参加したことがあります。そのとき、1番気づきがあったのは、彼の「コーチはクライアントよりも優秀である必要がない。」という言葉です。「コーチが優秀で、クライアントが変化しないよりも、コーチがダメでもクライアントがよいほうに変化してくれた方...