気づきの質問(30) 「プロジェクトの最初にもどれるとしたら何をしますか?」
コーチングの依頼では、組織がこわれてきた、プロジェクトがうまくいかない、リーダーが強引すぎて退職者が増加したなど、問題がおこってから相談される場合があります。そういった場合に、「スタート時点にもどれるとしたら何ができますか?」というのもよい質問です。本人が失敗だと思っても、...
気づきの質問(29)「自分を変えられないで、他人をかえられますか?」
コーチングの説明をすると、自分はよいから部下を変えてくれという依頼や、部下をかえるために何をすればよいかという質問をよくう受けます。行動変革する人は、自分からはじめます。特に、処理業務や管理業務がおもなマネージャーから、チームをリードして他人をまきこめないと、新しいイノベー...
気づきの質問(28) 「あなたがコーチだったとしたら、どういうことを上司の行動をかえるためにやってみますか?」
これは、360度評価を聞いている部下の方への質問です。上司のどういう行動を変えてほしいとか。気になる口癖はなんですか? とか聞くと、「ムダじゃない」とか。「もうダメじゃん」など具体的にいろいろフィードバックをいただきます。そういった話し合いのでなかで、「もしあなたがコーチだ...
コーチングのバリュー(14) 「バカヤロー、でも俺はお前のことを考えてるんだよ」ではつたわらない 2
もうすこし、ギャップの部分を中立的にみることの重要性について話します。スケートでは、自分では3回転をしてるつもりで、じつは2回転でしたよとデータや画像でみせてあげる必要があります。メンバーとの人間関係のなかで、この発言が刺激したのかな、とか、まえの会議で正論を話して攻撃して...
コーチングのバリュー(13)部下からの360度評価をあげるコーチング
360度評価を部下からとると、その内容をみて、ほとんどのリーダーのかたは愕然とします。おれは、こんなに気をつかっているのに、何回も説明しているのになんでわからないんだと。そこで、本人がおこなっている行動とまわりが認識しているギャップを見せます。たとえば、あたらしく昇進した場...
コーチングのバリュー(12) 「リーダーシップはスキルですか、資質ですか?」
日本では、リーダーはもってうまれた資質や素質であると考えられる場合が多いため、リーダーになった人が、もっと上のリーダーになるために、リーダーシップのスキルを学ぼうとなかなか考えません。そのため、最初のマネージャーや部長になった人が、それまでの自分の成功体験や、きびしい上司の...
コーチングのバリュー(11)立場がちがうと思いが違う
「どうも言っていることがつたわらないんだよね。なんか、フンフンといっているんだけど。」それは、立場がちがうからです。リーダーのビジョンが浸透しない、現場から能動的に意見がでてこないなどの不満を抱えているリーダーの話をよく聞きます。わかりやすい話で、何回も話すなどのやり方がよ...
コーチングのバリュー(10)部下からの360度評価を上げるコーチング
私が、コーチングを始めたきっかけの一つが、会社での部下からの360度評価の結果です。私に対する部下からの評価が、かなり思わしくありませんでした。80点以上が合格インテル10万人の社員の中の、シニアリーダー約、2千人の中で、最低の5%にはいるほどのスコアでした。いったい何が問...
コーチングのバリュー (9) 気づきハックとは
グロースハックは最近WEB系の製品開発で、マーケティングが一体になって、製品を押し出しやすいように、デザイン、ことば、窓・ツールを毎秒改善することで、ヒット率、トラフィックをあげていきます。 ライフハック、キャリアハック、などは仕事術、便利術、ハウツーですが、人間成長してい...
気づきの映画(7) ウォールストリート
映画ウォールストリートの主人公である、ゲッコーもコーチングを受けた時に、部下からの360度フィードバックが、0.1点だったそうです。100点満点です。それほど、成果主義で、人に厳しかったのでしょう。そのときの、エグゼクティブコーチであったマーシャルがが、「あなたは、変わりた...