気づきの質問(22) 「何人ぐらいの人がそう思っているとイメージできますか?」
これは、部のリーダーの例ですが、どうも部下たちとの関係がしっくりいっていない、部下が自分の思ったとおりに動かない感じがするという場合、現実に何人ぐらいの人がそうおもっているのか、具体的にイメージしてもらいます。1番悩んでいるのは何かなどの、本質的な質問にいく前に、その人自身...
気づきのキャリア(13) インテルでの例3
現在のCEOである、BKが新入社員むけに語った彼のキャリアについてのエピソードがおもしろかったので少し。彼は、フォトグラファーのエンジニアだったときに、工場長になりたいという目標をもって、いろいろメンターにアドバイスをもらいにいったそうです。その中で、中には、you can...
気づきの質問(21) 「それを誰と一緒にやりますか?」
コーチングしているクライアントは、もともとコーチングを受けて、自分の行動を変革しようというほど、問題意識もたかいし、行動力もあるので、いわゆる「できる人」が多いです。そういった人は、能力が高いので、なんでも自分でやりたい。完結したいという傾向があります。そういった人たちに、...
気づきの質問(20) 「わたしを良いコーチにするためになにかアドバイスありますか?」
これはコーチングの最後に、いつも私がクライアントにしている質問です。いろいろ気づかせてもらっています。「もっと解決策よりも、寄り添って時間をかけて聞いてほしい」、「自分がわからない着眼点をもっと気づかせてほしい。」、「どうしたら習慣になるのか、具体例を示してほしい。」「なる...
気づきのキャリア(12) わたしに何が向いているのかわかりません。
いろいろこれまで仕事をやってきたが、なにが本当にむいているのかわからないという質問を良く受けます。もっと向いているものが、得意なものがあるのではないかと考えるのです。だいたい、若い人の間では、3分の1が、わかっていて、3分の2が疑問をもちながらモヤモヤしているといわれていま...
気づきの映画(5) バンド・オブ・ブラザース
米軍パラシュート部隊の「E中隊」の物語を10話で描写しています。その中でも、スピアーズ中尉は、ドイツ兵捕虜にタバコをふるまって油断させたところを全員射殺する恐ろしい人ですが、本人はその方が指揮しやすいと平然としています。彼は、みんなが恐れる塹壕のま上を走るほど無謀で破天荒な...
コーチングと向き合い力
コーチングしていると、改善がみとめられなくて、組織に悪影響を及ぼす人にどれぐらい我慢して、育成するべきかという質問がよくあります。特に、チームの雰囲気に対してネガティブなことを言う人間や、まわりの人間を馬鹿にする場合です。これまでの経験では、リーダーはいずれも、我慢はします...
コーチングと経験値共有力1
コーチングで、個人のモチベーションはあがっても、それが組織力になるのかという質問もよくあります。コーチングして、発奮して、やる気はでますが、チームとして成果をあげるには、経験値とスキルが速く共有できなければなりません。「これぐらいでわかるだろう」という上司からの教え方がなぜ...
気づきの書評(7) 「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」
読んでみて初めて吉田所長の、分析力、行動力、統率力がわかる。著者門田氏は、吉田所長とその部下たちがいなければ、関東一帯がチェルノブイリのようになってにいたと解説している。海水を使って冷やす、ベントできるか考える。まるで、アポロ13のように極限状態の中で、可能性にかけるリーダ...
若い人へのコーチング(8) 「スタートアップチームのためのコーチング 2 組織フェーズ」
スタートアップの方から、よく質問をうけるのが、組織フェーズ(小さい集団から大きくなる場合)の段階におけるコミュニケーション頻度と内容についてです。これは組織内のチームメンバーの成熟度と役割の権限移譲によります。また、会社のビジネスモデル(とがった製品開発なのか、PDCAを早...