

コーチングと経験値共有力2
経験共有力のつづきですが、現在は引き継ぎすべき経験値や暗黙知の境界が広がっていることが、マニュアル作りを難しくしています。同じようなプロセスで単純化して仕事ができた時代には、マニュアルが有効でした。しかし、現代は商品の幅が広がり、競合する分野もかさなり、なによりもあっという...


気づきの質問(24) 「XXさんん自身のコミットメントはどれぐらいなんでしょうか?」
最終的には、クライアント自身が、どれぐらいその行動にコミットできるのか。約束してくれるのか。そこが、行動を変える習慣を続けるくさびになるので、最後にこのコミットメントをしてもらいます。私のばあいは、報告書にも明記しますし、励まします。自身のコミットメントというところを具体的...


気づきの質問(23) 「1年後を、イメージしていただいて、どういうのが理想なんでしょうか?」
これも前回のイメージさせる質問の時間軸版です。理想的な姿というのが落ち着くさきや、成功のイメージ具体的に想像してもらうことで、どういうメッセージを発信するべきか考えてもらいます。このケースでは、1年後にも同じことを言ってなくて、そういう発信をしている方向性を、それぞれの人た...


気づきの質問(22) 「何人ぐらいの人がそう思っているとイメージできますか?」
これは、部のリーダーの例ですが、どうも部下たちとの関係がしっくりいっていない、部下が自分の思ったとおりに動かない感じがするという場合、現実に何人ぐらいの人がそうおもっているのか、具体的にイメージしてもらいます。1番悩んでいるのは何かなどの、本質的な質問にいく前に、その人自身...


気づきのキャリア(13) インテルでの例3
現在のCEOである、BKが新入社員むけに語った彼のキャリアについてのエピソードがおもしろかったので少し。彼は、フォトグラファーのエンジニアだったときに、工場長になりたいという目標をもって、いろいろメンターにアドバイスをもらいにいったそうです。その中で、中には、you can...


気づきの質問(21) 「それを誰と一緒にやりますか?」
コーチングしているクライアントは、もともとコーチングを受けて、自分の行動を変革しようというほど、問題意識もたかいし、行動力もあるので、いわゆる「できる人」が多いです。そういった人は、能力が高いので、なんでも自分でやりたい。完結したいという傾向があります。そういった人たちに、...


気づきの質問(20) 「わたしを良いコーチにするためになにかアドバイスありますか?」
これはコーチングの最後に、いつも私がクライアントにしている質問です。いろいろ気づかせてもらっています。「もっと解決策よりも、寄り添って時間をかけて聞いてほしい」、「自分がわからない着眼点をもっと気づかせてほしい。」、「どうしたら習慣になるのか、具体例を示してほしい。」「なる...


気づきのキャリア(12) わたしに何が向いているのかわかりません。
いろいろこれまで仕事をやってきたが、なにが本当にむいているのかわからないという質問を良く受けます。もっと向いているものが、得意なものがあるのではないかと考えるのです。だいたい、若い人の間では、3分の1が、わかっていて、3分の2が疑問をもちながらモヤモヤしているといわれていま...


気づきの映画(5) バンド・オブ・ブラザース
米軍パラシュート部隊の「E中隊」の物語を10話で描写しています。その中でも、スピアーズ中尉は、ドイツ兵捕虜にタバコをふるまって油断させたところを全員射殺する恐ろしい人ですが、本人はその方が指揮しやすいと平然としています。彼は、みんなが恐れる塹壕のま上を走るほど無謀で破天荒な...


コーチングと向き合い力
コーチングしていると、改善がみとめられなくて、組織に悪影響を及ぼす人にどれぐらい我慢して、育成するべきかという質問がよくあります。特に、チームの雰囲気に対してネガティブなことを言う人間や、まわりの人間を馬鹿にする場合です。これまでの経験では、リーダーはいずれも、我慢はします...