コーチングとゴルフ
コーチングとゴルフも共通点があります。自分のスイングはなかなみえません。また直りませんし、すぐにもどってしまいます。自分のスイングが本当になおったどうかは、継続的な練習とフィードバックがいります。それがコーチングでは360度フィードバックであり、毎日のチェックリストになりま...
コーチングとジャグリング
ジャグリングというのをご存じですか?曲芸師が3個ぐらいのボールを手に持って、を空中へ投げたりキャッチしたりを繰り返すことです。常にボールを投げながら、キャッチする手にも注意しなければいけません。コーチングするさいにも、クライアントに傾聴してよりそいながら、自分を幽体離脱のよ...
コーチングをするまえの注意(2) コーチのエネルギー
コーチングする前の注意(1)では、クライアントを和らげるための態度やチェックリストなどをあげましたが、その前にコーチのエネルギーをフル充電しておくことが重要です。マーシャルゴールドスミスも、コーチングやセミナーの前には、ショータイムの歌を歌いながら、ダンスしてから始めるそう...
グローバルコミュニケーション(2) 大きな声で自信をもって
よくどうしたら英語がうまくなるかとか、うまく伝わるかとかの質問があります。よく見ていて損だとおもうのは、非常によいことを言っているのに、声が小さくて聞こえないとか。自信がなさそうなので、インパクトがないのです。3倍大きい声で、3倍ゆっくり、特に自信をもってソラでいえるように...
気づきの質問(17) 「あなたが部下だったら、今自分の下で働きたいとおもいますか?」
いろいろ視点を変える質問の中で、上司や部下、顧客などになってみたらという仮定の質問をします。このクライアントは、新しいチームで、長時間労働が多く、なかなか効果的な引き継ぎや、労働時間削減ができないのが悩みでした。優先順位や、成功のイメージ、時間軸などの質問をなげかけるなかで...
気づきの書評(5) 「チーム・ブライアン」羽生君とコーチング
羽生君のコーチである、ブライアンオーサーは、自分も銀メダルを2回とった選手でありながら、その経験を押し付けず、選手ごとに自信を与えるやり方で、成果を出しています。コーチはたとえクライアントよりもよい成績をもっていても、押し付けてはいけないのです。冒頭で、重要なのは、羽生にあ...
気づきの書評(4) 「ハーバードの自分を知る技術」
ハーバードと書いてあるので、大学の先生の心理相談かと思ったが、中身はゴールドマンサックス22年の経験をもとにしたビジネスマンや若者の成長のための気づきケース集でした。どれもが、多彩で、さまざまなケースにおいてビジネスマンがとるべき行動について理由と結果をもとにかかれています...
若い人へのコーチング(7) 吉田松陰は最高のコーチだった
萩の吉田松陰の松下村塾と松陰塾に、行ってきました。志(目標)を確認して、門下生のタイプ別に対話式でやる気をださせることで、片田舎の79名の門下生から2名の総理大臣と10数名の大臣を輩出しています。門下生には、武士の子も、農民の子も、商人の子もいたそうです。「あなたは何のため...
気づきの書評(3) 「アドラーの心理学」
「ほめるな」、「叱るな」、「教えるな」という3つの柱を原則にしているアドラーに学ぶ部下育成の心理学を読みました。これもまた責任を相手に任せるまで待つという意味では、コーチングのひとつの形です。そこまで辛抱するところが1番難しいですが。つまり、本人が自発的に自分で改善しようと...
気づきの書評(2) 「なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践」
同僚から紹介されたのですが、本書では、以下の4つの要素により成り立つ「免疫マップ」という思考地図が紹介され、これを用いた自己変革・組織変革のアプローチが解説されています。・「1.改善目標」 (例:他の人を深く理解しようとする姿勢を身につける)・「2.阻害行動」 (例...