上司でもコーチングできますか?
よく質問されることがあります。「わたしが上司なのですが、部下の人間でなかなか思い通りに動いてくれないのがいます。コーチングで行動変革できるでしょうか?」おなじ質問を、マーシャルゴールドスミスにしたときに、彼は、上司がアドバイスすると、それはorderになる。どうしても力関係...
気づきの書評(1) 「0秒思考」赤羽雄二
私は自己啓発書オタクで、竹村健一から始まって、大前研一、堀紘一などのコンサルや、稲盛さんなどの人間学など、日経アソシエ、プレジデント、BIG tomorrrowなどの雑誌も含めて、 サラリーマン生活30年で千冊以上の自己啓発書を読んでいます。その中で、私の...
気づきのキャリア(7) 質問できるか?
「自分がわからないことを質問できるか?」は非常にシンプルですが、日本人、特に若い人にはチャレンジングです。変な質問をしたら笑われるとか、いい恰好つけてるとか。偉い人の時間を無駄にしてしまわないかなどの恐怖からなかなか質問できません。しかし、インド人や中国人は、前の人が言った...
気づきのキャリア(6) 「人生の初期設定のパラメーターをゴールに最適化しろ」
PCの初期設定では、画像やネットワークI/Oなどいろいろなパラメーターを決めます。人生においても「英語TOEIC900、プレゼン毎週TED学習、経理決算責任など」、いろいろな目標を設定して(途中で変更してもよい)、それに向かって今日できることからやっていくことが重要です。ス...
気づきのキャリア(5) インテルでの例2
これもインテルでの例なのですが、最年少でVPになった、Pat Gelsingarという人がいました。7人兄弟で、オランダ系の移民なのですが、根性と優秀さで、学士と修士をインテルで働きながら、とったすごい秀才で、アンディーグローブの再来ともよばれていました。...
気づきの質問(14) 「ではそこに向かってヒントを得られる時間にしましょう」
コーチングの時間の中(30分や1時間)で、まずなにを目標にするのかを明確にしておく必要があります。そうしないと、どこに向かっているのかがあいまいになってしまいまうのです。コーチングをはじめる前に、目標を確認してから、そこに向かってヒントを得られる時間にしましょうと、お互いに...
気づきの質問(13) 「売上を今から2倍にするとしたら何が必要ですか?」
よくある例ですが、売上を10%、30%伸ばすためには、これまでの延長戦上で考えてしまいます。しかし、2倍、あるいは10倍という仮定のもとで考えると、これまでと違う発想で、ドラスティックに変化させる必要があります。第3者から、時間をかけてよいので考えてみてくださいと言われて真...
気づきの質問(12) 「アドバイスしてもいいですか?」
アドバイスをする際には、非常に慎重にしなければなりません。アドバイスばかりされると、自分で気づかなくなって、なんとなくコントロールされているような気がします。クライアントのアイデアが出尽くして、途方にくれている場合には、着眼点のひろがりを与えるために、アドバイスをあたえるこ...
部下からの360度評価を上げるコーチング
私が、コーチングを始めたきっかけの一つが、会社での部下からの360度評価の結果です。私に対する部下からの評価が、かなり思わしくありませんでした。80点以上が合格インテル10万人の社員の中の、シニアリーダー約、2千人の中で、最低の5%にはいるほどのスコアでした。いったい何が問...
気づきの質問(11) 「今まで話された中で、自分でよいと思われるアイデアはありますか?」
いろいろアイデアを出してもらう中で、途中で自分が出したアイデアを振りかえってもらいます。自分が出したアイデアの中で、何が一番有効かを静かに振り返って考えてもらったなかで、自分が考える一番よいと思うアイデアを話してもらって、その理由を説明してもらうことは意味があります。それが...