

気づきの質問(12) 「アドバイスしてもいいですか?」
アドバイスをする際には、非常に慎重にしなければなりません。アドバイスばかりされると、自分で気づかなくなって、なんとなくコントロールされているような気がします。クライアントのアイデアが出尽くして、途方にくれている場合には、着眼点のひろがりを与えるために、アドバイスをあたえるこ...


部下からの360度評価を上げるコーチング
私が、コーチングを始めたきっかけの一つが、会社での部下からの360度評価の結果です。私に対する部下からの評価が、かなり思わしくありませんでした。80点以上が合格インテル10万人の社員の中の、シニアリーダー約、2千人の中で、最低の5%にはいるほどのスコアでした。いったい何が問...


気づきの質問(11) 「今まで話された中で、自分でよいと思われるアイデアはありますか?」
いろいろアイデアを出してもらう中で、途中で自分が出したアイデアを振りかえってもらいます。自分が出したアイデアの中で、何が一番有効かを静かに振り返って考えてもらったなかで、自分が考える一番よいと思うアイデアを話してもらって、その理由を説明してもらうことは意味があります。それが...


コーチングと承認 「3S2O すごい、素晴らしい、さすが、おどろきました、応援しています」
質問をしていく中で、クライアントには自信を持って安心して話してもらう必要があります。クライアントが思っていること、考えていることにいちいち問い詰めてしまったり、できていないことを考えさせてりすると、自分がダメになった気がして、沈んでしまいます。クライアントが正しいどうかとか...


気づきの質問(10) 「95歳まで生きるとしたら何をしますか?」
いろいろ目標を考える中で、つい目先のできることや、楽なこと、チャレンジでないことを考えてしまう人がいます。そういう場合は、長いスパンでの可能性についてみてもらうことで、本当にやりたいこと。やるべきこと。今やっておいた方がよいことなどを考えてもらう質問です。セミナーでは、95...


気づきの質問(9) 質問しない
気づかせる質問をしようとして、質問ばかりするのはよくありません。コーチから質問ばかりされるとしんどくなるのです。特に、返答につまったり、考えていてもアイデアがうかばないときが続くと、質問だけ繰り返されることのしんどさを感じます。相手が沈黙しているときには、10秒、20秒が長...


気づきの質問(8) 「キーワードはなにですか?」
課題や、問題、悩み、ビジョンなどを伝えるさいに、「要するに」で、一言でまとめられるものを自分で考えてもらう必要があります。よい言葉がでるまで、じっくり待ちます。自分の言葉で考え付いたものが1番納得できて、自信がつくからです。ついアドバイスしたり、通訳したりしたくなりますが、...


気づきの質問(7) 「今の達成度合いは何%で、100%になるには何が必要ですか?」
現状と、将来のGAPがなにかをかんがえてもらうための質問です。たとえば、50%だとしたら残りは何を考えて行動する必要があるかとか。足りないことが何で、それを始めるにはないが必要かとか。「誰と一緒にやるのか。」とか、できるだけ具体的なイメージをもってもらいます。まったく見当が...


コーチングする前の注意(1)
コーチングを始める前にはなるべく、気を付ける点をおさらいしてから始めるのがよいです。特に、あまり質問を詰問のようにしないよう、ゆっくりと話しやすい雰囲気をつくること。誘導したり、偏見をもたず、中立的な立場で、相手に興味をもつようにします。相手が考えていること、思っていること...


気づきの質問(6) 「それで本当に部下のモチベーションがあがりますか?」
これは、かなりきつい質問です。クライアントがいろいろ考えている場合には、じっと待って考えていいアイデアを出してもらう必要があります。いろいろ出しきってしまってから、その意味を本当に考えてもらう意味で、その人がしている行為が、本当に相手にとってよいかどうか考えてもらう質問をし...