コーチングと向き合い力
コーチングしていると、改善がみとめられなくて、組織に悪影響を及ぼす人にどれぐらい我慢して、育成するべきかという質問がよくあります。特に、チームの雰囲気に対してネガティブなことを言う人間や、まわりの人間を馬鹿にする場合です。これまでの経験では、リーダーはいずれも、我慢はしますが、早い段階で解雇しています。フェアな解雇は、リーダーにとって一番むずかしいことかもしれませんが、一番下の人に対してフェアにすることは、チーム全体に対してフェアにならないからです。自分の意見に固執しすぎて周りの意見を聞かないとか、マイナスの態度や発言をとめられないのであれば、解雇するしかありません。気づいても、直せない。直すことに向き合えないと組織にとっては足枷となります。しかし、ジョブズのように、その後、それを生かして次の事業で成功する場合もあります。