若い人へのコーチング(12) 「理系でおたくの時代が来た」
30年前に、私が卒業したこ時代の就活では、体育会系のリーダーで、元気があって、地頭がつよい学生がもとめられていた気がします。
<1>就職人気の移り変わり
1980年代、バブルの」終わり、その頃の、就職1番人気は、東京海上火災や、住友銀行、商社、マスコミでした。営業などで、お客に好かれる気配り力、対面での人間力が評価されていたからです。
それから、時頭の強くて成長志向の、マッキンゼーなどのコンサルタント志願や、権力と奉仕精神の高い官僚志望など、時代と共に人気の移り変わりがあります。
<2>なぜ理系のオタクが評価されるのか
最近、若いベンチャーの経営層や、元気のあるプログラマーやエンジニアで、就活がうまくいっている人をみていると、理系でおたくで、空気を読まずに、真理を追究するタイプが、みとめられているような気がします。デジタルとクラウドの進化により、対面でお客や上司に気に入れられるよりも、データを分析することで、微妙なすりあわせや嗜好のアルゴリズムを、公式化できるからです。どれほど、第一印象がわるくても、それが短所になりません。よいプログラムさえかければ。
<3>成長産業で働く人の割合で国の運命が決まる。
では、成長産業で就職していく人はどんな人たちでしょう。優秀な人たちが、どういった産業に就職するかが、国の成長を決定します。なぜなら、人口の中で、優秀な人の割合は決まっているからです。砂糖・紡績などが人気が高い時代がありました。石油化学、鉄、自動車、商社、マスコミなども競争率が高かったです。
しかし、30年経ってみて、企業の成長が衰えると、たくさんの秀才があつまった会社はどれもパッとしません。
そういう意味では、起業家熱が高まっていることもよい傾向かもしれません。
シリコンバレーでも、プログラムがかけるエンジニアが一番就職需要が高いそうです。
しかし、日本では、理系の人がものづくりのメーカーから、商社やコンサル・銀行などにいく例が増えているそうです。
いかがですか?
今の人気企業よりも、将来の人気企業にかけてみては?
引用
大学生の就職人気企業に変化 「理系男子の商社人気」に反発も
http://news.livedoor.com/article/detail/10169756/